先日、2015年モデルのミズノJPX850ドライバーを試打してきました。
何で発売後のこの時期に?と思うかもしれませんが、単に僕とゴルフショップの店員さんが暇だったからです(笑)
いつも行く馴染みのゴルフショップで「時間が取れるからいろいろチューニングして試してみませんか?」と勧められたのがミズノJPX850ドライバーでした。
飛びスピンと弾道セッティングのJPX850
JPX850の注目は「飛びスピン」と「弾道のチューニング」を可能にしたセッティングです。
ドライバー自体にロフトポジションの調節機能がついていて7.5度から11.5度までのロフト角調整が可能です。またクラブの左右と中央についているウエイトで弾道の調整ができます。2つの調節機能で自分のスイングに合わせたチューニングが可能です。
実際にはまず、ノーマルポジションで試打測定します。ノーマルポジションはロフト10.5度、中央ウエイトを2にしてスイング計測します。
計測して得られたヘッドスピード、飛び出し角、スピン量からミズノが公開しているチューニング表をもとにチューニングして、自分のスイングに最適なチューニングをします。
JPX850ドライバーのチューニング効果は?
僕も実際に計測した後にチューニングしました。
・ヘッドスピード:42m/s
・スピン量:3,200rpm
・打ち出し角:13度
上記が僕の計測結果の平均です。10球ほどいつもどおりに打たせてもらったので納得の数値です。
飛距離アップのためのロフト角チューニングは?
上記の数値をミズノの対応表に合わせると適切なチューニングはロフト角9.5度でした。思ったよりロフト角が立ってる印象ですが、このチューニングがキャリーで飛距離が出て転がりも期待できるチューニングとのことでした。
この後、8.5度、11.5度のチューニングで試打してみました。スピン量はロフト角に応じて変わっていたので弾道の高さに違いが現れてましたが、飛距離のそれほど変わりませんでした。キャリーが伸びていたのが印象的でしたね。
弾道チューニングの結果は?
弾道のチューニングは驚くほど効果があります!これは凄い!
ストレート、ドロー、フェードが思いのまま。中央のウエイトで弾道の高さも調節できます。
僕は持ち球がドロー系でフェードの球を打つのが苦手なのですが、ウエイトを調節することによって自分の出したいフェード軌道が簡単に実現できます。自分のスイングはいつもどおりでドライバーを調節することでここまで変わるのは驚きです。
JPX850のメリットはスイングを変えずに調節できる
JPX850ドライバーの一番のメリットは自分のスイングを変えずに弾道を変えられることです。
ドロー、フェード、ストレート。アマチュアゴルファーが弾道を調節することは容易ではありません。プロでも持ち球があるくらいだから当然です。
「別に弾道を使い分けなくてもいいよ」と思う方もいると思います。
そうじゃないんです。
アマチュアゴルファーの場合、自分の意思とは関係なくドローが出たりフェードが出るときありませんか?特に本番ラウンドであるときは大きくスライスしたり、あるときは引っかかりすぎたり。練習場ではフェードなのに今日に限ってドロー系が出る。
そんなときにミズノJPX850ドライバーの調節機能が役に立ちます。
2,3ホール回って「今日はスライスが強すぎるな」と思ったらすぐにストレートかドロー系のセッティングをします。「ひっかけが多いよ」と思ったらストレートかフェード系のセッティングをします。
スイングをその場で直すことはできませんが、ドライバーのウエイトはその場で簡単に調節することができます。
ヘタに自分のスイングをあれこれ意識してスイングを見失うよりも、スイングはいつもどおりのスイングであとはドライバーの調節機能に任せてしまったほうが全然楽だし、スコアが大幅に崩れることもありません。
JPX850の弾道チューニングは驚きました。
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練習場でいろんなウエイトポジションを試して打ってみても楽しそうですね。