ゴルフクラブを扱う大型スポーツ店や、インターネットでゴルフクラブを検索すると「US仕様」というゴルフクラブがあります。
US仕様というのは、文字通りアメリカ(米国)仕様のゴルフクラブのことで、アメリカで作られたゴルフクラブを輸入した販売しているクラブです。
そのため、インターネット販売サイトの価格表示などは、米ドル価格で表示されていることもあります。
▼私がよく利用しているフェアウェイゴルフのサイト
今、ゴルフ界をリードしているゴルフメーカーは海外のメーカーも多く、アマチュアゴルファーに人気の「テーラーメイド」「ナイキ」「キャロウェイ」などは全てアメリカのメーカーです。
海外メーカーのゴルフクラブの新商品は、まずアメリカで販売されます。
そして、その半年後くらいに「日本仕様」としてリメイクされ、日本でも販売が始まるのです。
では、このゴルフクラブのUS仕様と日本仕様の違いは一体何なのでしょうか?
US仕様のメリット・デメリット
US仕様ゴルフクラブのメリット・デメリットを簡単にまとめます。
US仕様のメリット
・日本仕様よりも安く購入できる
・新商品が日本発売よりも前に購入できる
US仕様のデメリット
・日本製の純正シャフトが選択できない場合がある
・ゴルフショップでのフィッティングを受け付けてくれない場合がある
US仕様と日本仕様でクラブ自体の性能に違いはありません。
シャフトが違うため性能の違いが現れるだけです。
そして、US仕様のシャフトも劣っているわけでは全くありません。
US仕様のゴルフクラブについて調べていると「力のある外国人向けのため重くて固い」「1ランク劣る」「粗悪品」など、目を疑いたくなるようなことが書いてあるサイトがあります。
本当にこの人たちはUS仕様のゴルフクラブを使用したのでしょうか?
確かに重くて硬いシャフトのゴルフクラブも存在しましたが、それは一昔前の話。
一口に「US仕様」と括ってしまうのは大きな間違いです。
今は海外シャフトでも品質の良いメーカーが揃っていますし、大体のメーカーが柔らかいシャフトも用意しています。スペックも開示されていますし、そこまでシャフトの重さ、固さが気になるなら事前に調べるとよいでしょう。
アベレージゴルファーこそUS仕様のクラブ
私は長らく、US仕様のテーラーメイド R11Sドライバーを使用していました。
インターネットで日本発売前に購入したのですが、R11ドライバーを試打していたので、購入に迷いはありませんでした。
ヘッドの座りを変えて球筋(ドロー、フェード)を調節するソールのプレートも、日本仕様のくすんだ金色に対し、US仕様は真っ赤な五角形で断然カッコいいです。
実際、日本でR11Sドライバーが発売された後に、馴染みにゴルフショップでUS仕様と日本仕様のR11Sドライバーを打ち比べてみましたが、飛距離、スピン量、方向性などに全く差はありませんでした。
私は一応、スコア80台のゴルファーなのですが、それでも同じクラブで同じようなスペックのシャフトを選べば、US仕様でも日本仕様でも差はないのです。
アベレージゴルファーで、US仕様と日本仕様の違いで大きくゴルフに影響するとは思えません。それよりも自分のスイング技術によるところが大きいでしょう。
そのため、シャフトも日本製にしたり、セッティングを小まめに変えたいというゴルファーでない限り、US仕様のゴルフクラブをもっと積極的に利用すべきです。
日本の発売よりも早く、日本仕様のクラブよりも安く購入できるのですから、アベレージゴルファーはどんどん新しいゴルフクラブを試してみて、自分に合うクラブを見つける方が良い経験になると思います。
US仕様ゴルフクラブの販売サイト「フェアウェイゴルフ」はこちらから
US仕様ゴルフクラブもぜひ試してみてください!