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日本ツアー最多アンダーパー「-28」は手放しで喜ぶべきことか?

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2014年10月9日(木)から4日間の日程で開催された「TOSHIN GOLF OPEN TOURMENT IN Central」で、韓国のホ・インへ(I・H・ホ)選手が通算28アンダーという日本ツアー最多アンダーパーで初優勝を果たしました。

これまでの日本記録が尾崎将司プロらが持つ通算26アンダーでしたから、それを2アンダーも更新する大記録が生まれたわけですね。

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超個性的ホ・インへ選手

ホ・インへ選手といえば、最近で言えば金髪にアルマーニのでっかいサングラスがトレードマーク。

プレースタイルも超個性的で、ヤーデージブックも持たず、歩測もしない。残りヤード数はほとんど感覚に頼って目測しクラブを決める、といった、現代のゴルフでは考えられないプレーをするゴルファーです。

中継を見ている方ならわかると思いますが、ゴルフスタイルも個性的で、集中しているのか集中力が切れてしまったのかが一目瞭然でわかるくらいの面白い選手です。

今季は後半戦に入って「フジサンケイクラシック」で2位、「トップ杯東海クラシック」で4位に入るなど好調を続けていたので、いつ優勝してもおかしくない状態でした。

同じく韓国選手で、先週優勝したキム・スンヒョグ選手とは見た目も性格も真逆の選手で、一見チャラチャラしているように見えますが、私はこういった個性的な選手は結構好きです。

今後も日本ツアーで活躍して欲しいですね。

コースセッティングが甘い日本ツアー

通算28アンダーという日本ツアー最多アンダーパーはすごい記録ですし、優勝したホ・インへ選手もすごいのですが、一方で2位のキム・スンヒョグ選手は通算24アンダー、3位の近藤共弘プロは通算22アンダーと記録を伸ばしていることから、プロにとっては簡単なコースだったことも覗えます。

プロゴルファーがプレーするときのコースセッティングは、トップグループがイーブンパー「0」になるようにセッティングできるのが理想的と言われています。

コースセッティングをする者にとって、イーブンパー「0」を目指してコースセッティングすべきであり、アンダーパーが大きくなったり、オーバーパーが大きくなったりするのは、言ってみればコースセッティングに失敗したことに他なりません。

確かに、バーディーラッシュが続けば、見ている方もエキサイティングするし面白いかもしれませんが、アンダーパーが大きくなるコースセッティングは、プロのトーナメントとして、私は首を傾げてしまいます。

アメリカPGAツアー、つまり世界との差が大きいのも、このような部分にも現れているような気がします。
PGAツアー中継を見ればわかると思いますが、PGAツアーのコースセッティングは、日本よりももっと飛距離が長くセッティング自体もシビアです。あり得ない箇所にカップが切ってあったりしますし。

プロのトーナメントなのですから、トータルイーブンパーを目指すようなシビアなコースセッティングをもっとしてもいいような気がしていますし、それが日本ツアー全体のレベルアップに繋がると思います。

大記録は大記録なのですが、個人的には手放しで喜ぶことができない記録であると感じています。

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