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アプローチショットの基本は3種類の打ち方

最終更新日: 公開日:

先日「50ヤード以内のアプローチの攻め方」という記事をまとめました。

アベレージゴルファーにとって、アプローチショットで気をつけるべき点はアドレスの向きであり、攻め方は基本的にピッチエンドランで、半分はキャリーで半分は転がしで攻める方法を説明しました。
→[参考]50ヤード以内のアプローチの攻め方(内部リンク)

今回はアプローチショットの基本的な3種類の打ち方をご紹介します。

今回もあくまで対象は「100切り定着を目指すアベレージゴルファー向け」であり、プロゴルファーやシングルゴルファーは、それこそ多種多様な打ち方を持っていて、状況に応じてアプローチショットを打ち分けています。

今回ご紹介するのは、その中でも基本となる3種類のアプローチショットです。

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ピッチエンドランは普通のハーフショットで打つ

アプローチの基本となる「ピッチエンドラン」の打ち方は至ってシンプル。いつものスイングのハーフショットで打てばいいのです。

例えば、アプローチウェッジで全力で打った場合の飛距離が90ヤードから100ヤードのゴルファーであれば、50ヤードのアプローチショットは、腰から腰までの高さでスイングするハーフショットです。

その時のアドレスはターゲット方向(ボールの落とし所)に平行になるように構えます。決して足を開いて構えてはいけません。

拳一つ分くらい足を広げて、ボールは真ん中に置き、腰から腰までのハーフショットで打つ。

この打ち方で大体30ヤードから40ヤードのキャリーとなり、残り10ヤードから20ヤード転がるようなショットになります。

浮かすボールを打つためにはボールの位置は左寄り

ピンの位置が手前にある場合など、浮かせるボールを打ちたい場合は、ボールの位置を真ん中よりも左足寄りに置きます。

クラブフェースを若干開いた状態で持ち、ピッチエンドランの時よりも少し大きめなスイングでショットします。

この時も決して足を開いて構えてはいけません。
どうもアベレージゴルファーは「フェースを開く=体や足も開いて構える」といった間違った考えの人が多いようです。

ロブショットなど余程フェースを開いて打つ時以外は、それほどボールは右に飛び出しません。ターゲット(ボールの落とし所)に平行になるように構えるだけで十分です。

この打ち方で大体40ヤードから50ヤードのキャリーとなり、残り5ヤード程度転がるようなショットになります。

完全に転がすボールを打つためにはボールの位置は右より

花道からグリーンまでほとんどを転がして攻めたい場合は、ボールの位置を真ん中よりも右足寄りに置きます。

クラブフェースはそのままか、若干被せるような状態で持ち、ピッチエンドランの時よりも少し小さめのスイングでショットします。

この時、芝に引っかかるような形になり、クラブフェースの抜けが悪くなるので、インパクト時にフェースがブレないように注意が必要です。

この打ち方で大体20ヤード程度のキャリーとなり、残りのヤード転がるようになります。

※キャリーの距離、転がる距離は、ライやグリーンの速さによって異なりますし、ゴルファーのスイングでも異なります。ここでの数字はイメージするための目安です。

どんな状況でも全てのショットが打てるわけではない

上記3種類の打ち方をすれば、どんな状況でもボールを打ち分けられるのか?と言われれば、答えはNOです。

例えば、カチカチのフェアウェイの状況の場合、浮かせるボールを打つためボールを左足寄りに置き、フェースを開いて打つと、ほとんどの確率でトップします。

それは、クラブフェースがフェアウェイに弾かれ、ボールの下をクラブが通らず、リーディングエッジでボールを突くようなショットになってしまうからです。

つまりこのようなフェアウェイの状況で、グリーンが近く、ピンの位置も手前の場合は、アベレージゴルファー「諦める」しかありません。
ピンを越えてしまうのを前提として、いかに越える距離を短くするかを考える必要があります。

上記のように、アプローチショットほど状況判断が難しいショットはありません。
その時その時のコース状況、ボールの位置、ピンの位置で、打ち方、攻め方を細かく変える必要があるため、最も経験や練習を必要とするのです。

100切り定着を目指すアベレージゴルファーの場合、経験も練習量も圧倒的に足りません(私自身も含む)から、まずは今回紹介した3種類のショットを確実に打ち分けられるように練習場で練習しましょう。

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