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ターフを取る打ち込むアイアンショットの打ち方

最終更新日: 公開日:

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プロのゴルフ中継を見ていると、アイアンショットで綺麗にボールの先のターフを取るシーンが中継されます。特に男子のプロゴルファーはこれでもか、というくらい削り取る時がありますよね(笑)

最近はゴルフクラブの性能も上がり、綺麗に払い打つスイングをするゴルファーも増えてきましたが、それでも打ち込むショットが必要な場合もあります。

以前、アイアンショットは打ち込むほうがいいのか?払い打つほうがいいのか?というテーマの記事をまとめました。
アイアンショットは打ち込むのか?払うのか?

結論から言うと、アベレージゴルファーが100切りを定着させるためには、まずは払い打ちが正確に打てるようになれば十分です。

ですが、状況によっては打ち込むアイアンショットが必要な場合もあり、100切りを定着させて80台を安定して出すためにはターフと刈り取るショットも必要となります。

今回は、ターフを取る打ち込むアイアンショットに必要なことをまとめます。

打ち込むアイアンショットに必要なこと

ターフを刈り取る打ち込むアイアンショットのために必要なことは以下の2つです。

  • 打ち込むことのできるゴルフクラブ
  • 手首のコックとインパクトの返し

打ち込むことのできるゴルフクラブ

打ち込むアイアンショットを打つためには、打ち込むことができるアイアンを使わなければいけません。

具体的に言うと、ある程度ソールの狭いアイアンが必要になります。

初心者~中級者向けのソールの広いアイアンは、ミスショットを防ぐためソールが広めに設計されています。広いソールが芝を滑ってダフリのミスを軽減してくれるわけですね。

ただし、ソールが広い分、地面に着いた瞬間に滑るか跳ね返されるので、ターフを刈り取るためには相当のヘッドスピードが必要となります。

打ち込みも払い打ちも、両方のショットを簡単に切り替えて打つためには、マッスルキャビティのアイアンがおすすめです。

具体的なおすすめは、2016年現在で言うと「ミズノMP-66アイアン」です。

mp66ironミズノMP-66アイアンの詳細はコチラ

ミズノMPシリーズの中ではソールが広い方なのですが、それでも一般的なアイアンから比べると薄くて打ち込みやすいアイアンです。

マッスルキャビティで重心が低いため、ミスショットにも強く、払い打ちもしやすい万能型のアイアンと言えるでしょう。

本当に打ち込むショットを極めて、フェースコントロールを自由自在に操作したいのであれば「ミズノMP-5アイアン」のようなヘッドの小さいマッスルバックアイアンが必要です。

mp5ironミズノMP-5アイアンの詳細はコチラ

ですが、ヘッドの小さいマッスルバックアイアンは難しい!
スコア80台の私でも難しく感じます。そもそもヘッドスピードの速い人じゃないと扱えないアイアンです。

MP-66のようなマッスルキャビティで、払い打ちも打ち込みも状況によって切り分けるのがアマチュアゴルファーに最適なのではないかと思います。

手首のコックとインパクトの返し

打ち込むショットには「手首のコック」が欠かせません。

バックスイングでコックを作り、ダウンスイングでコックをできるだけ保ち、ダウンスイング後半からインパクトで一気に手首を返す動きが必要です。

ポイントは「コックのためと返し」です。
打ち込むショットができない人は、コックが早くほどけてしまうため、ヘッドが走らず手首の返しもできないのです。

コックでためを作りインパクトで鋭い返しをするためには

  • グリップは軽く(卵をつかむようなイメージ)
  • アーリーコック
  • 切り返しでグリップを下に降ろすイメージ
  • 右手で返すのではなく両手で返す(グリップは軽く)

重要なのは、グリップを終始軽く柔らかく握ること。

返しを意識したり、インパクトを強くしようと意識した時点で力が入り、ヘッドが走らなくなり鋭い返しも生まれません。

あくまでも、グリップは軽く両手で自然に返すイメージです。

【ゴルフのコック】手首のコックのやり方とタイミング
【ゴルフのコック】具体的な練習方法

打ち込むショットは難しい

以上のように、ターフを刈り取る打ち込むアイアンショットの打ち方をご紹介しましたが、実際には返しのタイミングが難しいです。返しを意識しすぎないで軽く振る。これが難しいんです。

私も打ち込むショットは結構練習していますが、本番での精度は4割程度でしょうか。それほど腕や手を使うスイングは再現性が難しいということです。

アベレージゴルファーは、まずは払い打ちをしっかりマスターしてください。
少なくとも7番以下のショートアイアンで、チョロやダフリといったミスショットがほとんど出ない状態まで上達してから、打ち込むショットに取り組むべきでしょう。

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