ドライバーの飛距離をアップさせたくありませんか?
私は一般的な日本人男性より身長が低く、体重が軽い、いわゆる華奢な体つきをしています。
そのため、ゴルフの飛距離、特にドライバーショットの飛距離不足には泣かされています。
私の現在のドライバー平均飛距離は、ATLAS(アトラス)ゴルフスイングトレーナーで計測した「225ヤード」
平均飛距離が225ヤードというのは、同じような体格のアマチュアゴルファーの中ではかなり飛んでいる方です。
ゴルフを始めた頃は180ヤード~190ヤードくらいでしたので、かなりの飛距離アップを果たしました。
ドライバーの飛距離アップのために、スイング改善はもちろん、クラブを変えたり、球筋を意識したり、いろいろと試みましたが、飛距離アップの一番の決め手となったのは「手首の脱力感」でした。
飛距離アップ=ヘッドスピードアップ×ミート率アップ
アトラスのゴルフスイングトレーナーでも書いたとおり、飛距離アップのためには、ヘッドスピードとミート率が関係しています。
ミート率アップはクラブに依存する部分もありますが、技術的にミート率を高めるためには相当の練習が必要です。
そのため、アマチュアゴルファーが飛距離アップを考えたときにまず取り組むべき課題は、ヘッドスピードのアップです。
ヘッドスピードをアップさせるために、スイングスピードを速くしたり、力いっぱい振るのは間違いです。力んだ瞬間にヘッドが走らなくなり逆に飛距離は落ちてしまいます。
ヘッドスピードをアップさせるためにはクラブヘッドを走らせること。そしてクラブヘッドを走らせるためには手首の柔らかさ、脱力感が不可欠です。
手首は軽く、柔らかくがドライバーショットの基本
私が基本としている「体全体で振るスイング」を体現する場合、手や腕に力はそれほど入りません。そして手や腕が軽く柔らかいほどクラブヘッドは走ります。柔らかいムチのようなもので物を叩くことをイメージしてもらえるとわかりやすいかもしれません。
芝やラフからのアイアンショットの場合は、ターフの抵抗やラフの草の抵抗があるため、その抵抗に負けない程度腕や手首を固める必要があります。
ですが、ドライバーショットはティーアップしてボールを打ちます。抵抗はボールインパクトの瞬間くらいです。
もちろんスイング自体を緩めてしまってはいけませんが、手首を軽く柔らかくすることにより、ドライバーシャフトのしなりが生まれ、ダウンスイングからインパクト直前でクラブヘッドが加速してヘッドスピードアップが実現されます。いわゆる「ヘッドが走っている」状態です。
フェアウェイの広いパー5のロングホール。
ティーショットで思いっきり飛ばせるシチュエーションになると、途端にスイングリズムが速くなったり力むアマチュアゴルファーがいますが、スイングリズムが乱れミート率が悪くなったり、テンプラやチョロといったミスショットを誘発する人がほとんどです。
ドライバーショットでは「体幹はしっかりと、手首は軽く柔らかく」が重要です。
ヘッドが走る感覚を掴むためには、トルネードスティックなど、ヘッドの重みを感じて練習できる練習グッズなどを使用すると効果的です。
Tabata(タバタ) トルネードスティック ショートタイプ(ソフト)
→[参考]トルネードスティックの使用感と評価
私は、本番ラウンドの前の日や、練習場でドライバーショットを練習する前など、必ずトルネードスティックで素振りをして、ヘッドが走る感覚を掴んでから実際のスイングをするようにしています。
【参考】
私も使用している飛距離アップのためのプログラム
・ドロー飛距離アッププログラムのご紹介(内部リンク)