最近、練習場でボールを打っていても、何か縦の距離感が合わない感じがします。
縦の距離感ということは飛距離が感覚と合ってないということですね。
自分のミスショットが原因か?芯を食ったスイングができてないかな?と思ったのですが、スイングトレーナー GST-3A(K)でミート率を計測するとそれほど悪くはありません。
で、よくよく考えてみたら、昨年の今頃も飛距離が飛ばなくなったかな?と悩んでいた時期なんですね。
時期的な問題であるということは、今の時期飛距離が落ちる原因として考えられるのは「湿気」です。
湿気がボールに与える影響
雨で飛距離が落ちるはよく知られている話です。
雨で抵抗が増すため、ボールにブレーキがかかり飛距離が落ちます。
その他、クラブフェースについた水滴がバックスピン量を落としたりミスショットを誘発するため、平均飛距離はかなり落ちるでしょう。
実は雨だけではなく、湿気(湿度)が高い状態でもボールの飛距離は落ちるのです。
湿度が高いということは空気中の水分量が多いということ。
目には見えなくても、空気中には細かい水滴が舞っている状態です。
ボールの形状がツルツルの球面であれば、空気中の水滴の影響はそれほど受けませんが、ゴルフボールは細かい凹凸がありますね。
細かい凹凸が空気の流れをコントロールして、スピン量を増やし打球を安定させる効果があるのですが、反面、水滴などの影響を受けやすいというデメリットもあります。
湿度が高い日のゴルフは、まさにこのような空気中の水滴の影響を受けて飛距離が落ちてしまうのです。
アベレージゴルファーも天気を意識したゴルフを
ゴルフは自然との戦いとも言われます。
晴れ、雨、風、気温、湿度など、外の競技ならではの天候の影響を受けるスポーツです。
私はアベレージゴルファーの頃「どうせショットが安定してないんだから天候なんて考えるのは二の次だ」と思っていました。
例えば、フォローの風が強いからアイアンの番手を下げて打っても、どうせミスショットして飛距離が出ないんだから通常の番手でいいや、といった具合です。
ですが、少し上手くなった今、この考えは全くの間違いであることがわかりました。
ミスショットするかどうかを考えるのは練習場までの話です。
本番のゴルフ場のラウンドでは、ミスショットの可能性は考えずにマネージメントするべきです。そして、コース戦略と天候をまず第一に考えることが大事です。
なぜアベレージゴルファーのときからこの考え方をしなければならないかというと、飛ばなかった原因がミスショットなのか天候の影響かわからなくなってしまうからです。
例えば、私は湿度の高い今の時期や、早朝のゴルフの場合、天候状況によって番手を一つ上げてショットをします。そのとき少しオーバーしてしまえば天候を少し読み違えてるだけだし、ジャストショットなら選択が合っていたということになります。
ですが、この状況で普通の番手を選びショートした場合はどうでしょうか?
天候の影響なのか?ミスショットしたのか?わからなくなってしまいます。
ですので、是非アベレージゴルファーのみなさんも、ゴルフ場でプレイするときは、コース戦略と天候を第一に考えてゴルフをするようにしてください。
それが上達に必ずつながります。
ユピテル(YUPITERU) ATLAS アトラス ゴルフスイングトレーナー GST-3A(K)
練習場でのミート率確認も、天候の影響かミスショットなのかを判断するために重要ですよ。