2015年モデルのゴルフクラブで選んだ「最新のお勧めクラブセッティング」をご紹介します。
ゴルフにおいて、クラブセッティングはスイング改善と同じくらいに重要な作業で、ゴルフクラブの選択の良し悪しがスコアに大きく影響します。
ですがこのクラブセッティング、アマチュアゴルファーにはなかなか難しいのが実情です。
特にアベレージゴルファーの場合、どのメーカーのどのゴルフクラブが自分に合っているのか迷ってしまい、なんとなく決めている人が多いと思います。
私自身もコレで完璧！というクラブセッティングをしているわけではなく、なんとなくで選んでいる部分もありますが、ゴルフショップや試打会などで打ち込んだクラブの種類は他の人よりは多いと思っています。
今回は、アベレージゴルファー向けの2015年お勧めクラブセッティングをご紹介します。
クラブセッティングの基本は「やさしく飛ぶクラブ」
アベレージゴルファーのクラブセッティングの基本は「やさしく飛ぶクラブ」です。
「飛距離はいいから方向性が安定するクラブがいい」
「ミスショットに強いクラブがいい」
という声が聞こえてきそうですが、ハッキリいいましょう。
甘い！甘すぎます！
アベレージゴルファーにとって、ミスしない安定するゴルフクラブなんてありません！
ゴルフスイング自体が安定してないのですから、どんなゴルフクラブを選んでもミスするのです。
ゴルフは「ミスショットをいかに少なくできるか」を目指すスポーツです。
クラブが短ければ短いほど簡単になりますし、飛距離が飛べば飛ぶほど残りヤードが少なくなるので簡単になります。
ですので、アベレージゴルファーの場合は「ミスショットを前提」として、やさしく飛ぶゴルフクラブでセッティングすることが重要になるのです。
2015年モデルお勧めクラブセッティング
・ドライバー：PING G30
・フェアウェイウッド：テーラーメイドSLDR S（3W、5W）
・ユーティリティ：テーラーメイドSLDR S（5番相当）
・アイアン：ヤマハRMX UD +2（7I～9I、PW、AW）
・ウェッジ：クリーブランド588 RTX2.0（52度、58度）
ドライバーは私も使用している「PING G30」
独自の技術「タービュレーター」の効果で、方向性の安定感とダウンスイングでのヘッドの走りが抜群で、真っ直ぐよく飛ぶドライバーです。
[参考]PING G30ドライバー 使用1ヵ月後の評価
フェアウェイウッド、ユーティリティは「テーラーメイド SLDR S」
基本的にフェアウェイ上にある地面のボールを打つことを考えて、ハイロフトで球の上がりやすいSLDR Sがお勧め。
スイートスポットも広く縦方向のスピン量が安定しているので、大きなミスショットが出にくいのも特徴です。ざっくり言えば、フェースに当たればそれなりに飛んでくれるクラブです(笑)
ユーティリティは5番相当を選択して、ミドルアイアン感覚で使用するのがお勧めです。
アイアンは「ヤマハ RMX UD +2」
「プラス2番手の飛びを実現」のコンセプト通り、ミドルアイアン以下の短いクラブでもよく飛んでよく止まります。ソール幅が広く抜けも抜群なので、ラフからのショットにも強いのが特徴です。
ピッチングウェッジでも38度とロフトが立っているので、ウェッジとのバランスを考えて、AW（43度）かAS（49度）のどちらかを入れることをお勧めします。
また、ヘッドスピードがそれほど速くないゴルファーは、アイアンのシャフトも無理せずにカーボンシャフトを使うことをお勧めします。
[参考]確かに飛ぶ！「YAMAHA(ヤマハ) 14RMX UD+2アイアン」を試打しました
ウェッジは「クリーブランド 588 RTX2.0」
オートマチックに操作できて、アプローチ、バンカーショット、上から落とすショットなどフェースの開きだけである程度ショットが実現できます。
よりオートマチック性（自分で操作せず簡単に打てるクラブ）を求めるのであれば、フォーティーンRM-21のワイドソールタイプもお勧めです。
ダイナミックゴールドなど重いシャフトを無理して使う必要はありません。
今回はアベレージゴルファー向けなので、ある程度価格面も考慮して選んでみました。
ゴルフのクラブセッティングは、プロゴルファーでさえ日々試して研究しています。
ちょっとしたボディバランスの変化やその日の体調によってもスイングに微妙な違いが生じ、その微妙な違いがショットにも影響するスポーツがゴルフです。
今回ご紹介したクラブセッティングを参考にして、ぜひいろいろなゴルフクラブを試してみてください。
