アメリカPGAツアー2014-2015シーズン開幕!

2014年10月9日(木)から4日間の日程で開幕した「フライズドットコムオープン」
いよいよアメリカPGAツアー2014-2015シーズンが始まりました。

いよいよと言っても、2013-2014シーズン最終戦「ツアー選手権byコカ・コーラ」から僅か1ヵ月後ですから、参加する選手はオフシーズンもなく挑戦している状態ですね。

日本からは昨年同様、松山英樹プロと石川遼プロが参戦しています。

松山英樹プロは、PGAツアー本格参戦初年度となった2014年シーズンに早速初優勝を果たすなど、今年も優勝の期待がかかります。日本人選手の中で、今最も米国メジャー制覇に近い選手です。

石川遼プロも昨シーズン飛躍の年を遂げました。
決してゴルフ内容は満足いくものではありませんでしたが、早々に今年のツアーシード権を獲得を決め、自分なりに試行錯誤した1年でした。
PGAプレーオフとなるフェデックスカップも第2戦まで出場を果たし、着実にステップアップしています。
今年こそ、PGAツアー初優勝を果たして欲しいですね。

フライズドットコムオープン予選通過!

フライズドットコムオープンも3日目が終わり、松山英樹プロ、石川遼プロともに予選通過を果たしました。

松山英樹プロは、首位から6打差の通算10アンダー7位タイ。
石川遼プロは、通算7アンダーの17位タイとなり、2人ともPGAツアー初戦で上々の滑り出しとなっています。

松山英樹プロは一時首位に並ぶなど、パットの調子が絶好調でしたが、スイングにちょっと不安が残りました。それでも7位タイで上がるあたりが実力ですね。

石川遼プロは2日目まで調子が上がらない感じでしたが、3日目に5アンダーで回り爆発しました。
特にアイアンの調子が良さそうで、パー4でイーグルを決めるなど3日目は気持ちのいいゴルフができたのではないでしょうか。
最終日も3日目の勢いを維持して爆発して欲しいですね。

飛距離の差を見せつけられるフライズドットコムオープン

フライズドットコムオープンの17番ホールに294ヤードのパー4というコースがあります。

ここで飛距離の差を見せつけられる光景がありました。

ほとんどの選手が1オンを狙うこのコースで、松山英樹プロはドライバー。
同組で回った、アメリカのブルックス・ケプカは3番ウッド。

ブルックス・ケプカ選手のショットは、ピン横に付けて楽々とバーディー。
一方、松山プロは、ドライバーショットを大きく左に外して、結局ボギー。

ゴルフをしているみなさんもわかると思いますが、ドライバーと3番ウッドって難しさが全然違いますよね?
もちろん3番ウッドの方が飛距離は落ちますが、方向性の精度がドライバーとは全然違います。

飛距離が劣るというのは、単純にフェアウェイで30ヤード劣るというだけではありません。このようなコースでのコース戦略、スコアに直結することもあるのです。

飛距離を追い求めるだけがゴルフではありませんが、アメリカPGAツアーに出場した日本人選手が、飛距離の重要性を認識して帰ってくるのが良くわかるシーンでした。

タイトルとURLをコピーしました