先日、地元のゴルフショップで先行試打してきた「テーラーメイド GLOIRE F(グローレF)ドライバー」と共に「GLOIRE F(グローレF)アイアン」も試打しましたので、そのときの試打結果をご紹介します。
「GLOIRE F(グローレF)の試打結果」はこちらから
貫通型スピードポケット搭載のグローレFアイアン
グローレFアイアンの特徴は、テーラーメイドのフォージドアイアン初の貫通型スピードポケットの搭載です。
独自の2ピース製法で、飛距離アップと抜けの良い打感を実現しています。
7番アイアン、9番アイアンと試打しましたが、確かに「やさしく簡単に飛ぶ」アイアンです。
7割程度のコントロールショットでも、7番アイアンで130ヤード~140ヤード程度。
それほど力を入れないフルスイングで150ヤードは飛んでいました。
私の7番アイアンの平均飛距離は130ヤード~140ヤード程度ですから「本当に簡単に飛ぶ」といった印象です。※Mizuno ミズノ MP53アイアン使用時
但し、アイアンの飛距離を求めるのであれば、以前試打した「YAMAHA(ヤマハ) impres 14RMX UD+2アイアン」のぶっ飛びアイアンの方が飛びます。
→[参考]確かに飛ぶ!「YAMAHA(ヤマハ) 14RMX UD+2アイアン」を試打しました
2番手上の飛距離と番手通りの高さを実現する「YAMAHA(ヤマハ) 14RMX UD+2アイアン」の方が簡単で、さらに飛ばせる印象です。
打感と方向性が抜群!
グローレFアイアンは打感と方向性が抜群です。
貫通型スピードポケットの効果でしょうか。抜けの良さは確かに心地良く、何度打っても「シュコーン」といった抜けの良い軽い感覚です。
多少芯を外しても、アイアンがミスを吸収してくれるので、方向性のブレが少なくなります。最近のアイアンは「方向性のブレを吸収する」機能の進化が目覚ましいですね。
「簡単に方向性良く番手通りの飛距離を実現する」アイアンとしては、かなり高性能ではないでしょうか。
シャフトは絶対フジクラ製のGL3300
グローレFアイアンを購入するとき、シャフトは必ず「フジクラ社製のGL3300 カーボンシャフト」を選択してください。
もともと、グローレFのコンセプトが簡単に飛距離を実現すること。
男性シニアゴルファーや女性ゴルファーなど、力がない人でも簡単に飛距離を出せて、番手通りの高さの打球が出せることが特徴です。
そんな人が見栄を張って、わざわざスチールシャフトにすることはありません。「カーボンシャフトにすると方向性が安定しない」というのはもう過去の話です。
試打した感覚を持っても、グローレFアイアンの性能を最大限引き出せるのは「フジクラ社製のGL3300 カーボンシャフト」だと感じました。
コンセプトに合ったシャフトを選ぶことで、そのクラブをさらに簡単にするか、難しくしてしまうかが決まってしまいます。
グローレFアイアンに、フジクラ社製のGL3300 カーボンシャフトは本当にお勧めですよ。