2014年10月10日(金)にテーラーメイド（TaylorMade）から発売される新ドライーバー「GLOIRE F（グローレF）」
地元に本店のあるゴルフショップで、先行試打クラブを入荷したとのメールがあり、早速グローレFの試打をしてきました。
前作のGLOIRE（グローレ）ドライバーが発売されたときの売り文句は「笑い飛ばそう」
思わず微笑んでしまうほどの飛距離アップが、簡単に実現できるという内容から上記のような売り文句となったわけですが、今回のGLOIRE F（グローレF）は「飛びの底力」
基本的には男性シニア向け、女性向けのドライバーで、体力面でヘッドスピードの向上を期待できないゴルファーが、簡単に飛距離アップを実現するためのドライバーです。
安定感のある白ヘッドとNEWスピードポケット
試打したGLOIRE F（グローレF）のドライバー設定は
シャフト：GL3300
フレックス：SR
ロフト：12度
GLOIRE F（グローレF）に採用されているヘッドの色は白。
私が前に使っていたテーラーメイドのR11Sも白ヘッドでしたが、やはり白ヘッドは構えた時の安心感がありますね。
白い色はヘッドが大きく見えるため、構えた時にどこでも当たるような気がしますし、練習場で鏡を見ながらスイングした時に、スイング軌道が確認しやすいため、スイングプレーンの練習にも役に立ちます。
打ってみて感じたのは、ミスショットの少なさと心地良い打感です。
自分の「ATLAS アトラス ゴルフスイングトレーナー」を持って行って、ミート率を計りながら試打したのですが、ミート率が悪い時でも、飛距離が全く落ちない。
ミート率が悪くても飛距離が落ちないというのは、フェースのスイートエリアが広いということ。
スイートエリアが広いということは、スイング自体のミスで多少当たりどころが悪くても、スライスやフックといったミスショットにならず、安定した飛距離アップを実現することができます。
これは、グローレFが売りにしている機能である、NEWスピードポケットの効果で、その売り通りの機能を実感することができました。
力を抜いてスイングすることでヘッドが加速する
グローレFのターゲットは男性シニアゴルファーや女性ゴルファーなど、体力面でヘッドスピードがあまり速くできないゴルファーです。
私のヘッドスピードの平均速度は43～44m/s。
速くもありませんが、遅くもない、平均的な男性アマチュアゴルファーのヘッドスピードです。
その私が通常どおりのスイングをすると少し違和感を覚えました。
その違和感というのは「ヘッドの抜け」
ヘッドスピードがそれほど遅くないゴルファーがフルスイングすると、スイングスピードにヘッドが追いつかず、抜けの悪さを感じてしまうのです。
試しに、力を少し抜いて軽く素振りをする感覚でスイングすると、ヘッドの抜けが良くなり、ミート率、飛距離ともにアップしました。
つまり、男性シニアゴルファーでも女性ゴルファーでも、力まず普通のスイングをするだけで、ミート率アップと飛距離アップを実現します。
まさに、グローレFに変えた瞬間から飛距離アップを実感できるわけです。
逆に言うと、ヘッドスピードの遅くない男性ゴルファーにはちょっと合わないドライバーかもしれません。特に45m/sを超すような、パワー全開で飛ばすゴルファーには合わないでしょうね。
グローレFのトータルの感想
売り文句どおり、自分の飛びの底力をアップしてくれるドライバーです。
特に、NEWスピードポケットの機能による、飛距離アップと安定性アップは効果的で、ドライバーを変えた時から飛距離アップを実感できるドライバーだと思います。
私自身は、先日購入した「PING G30ドライバー」が自分のスイング、持ち球に合っているドライバーですが、女性男性問わず、飛距離アップに悩んでいるゴルファーには最適なドライバーだと思います。
特にドライバーショットで190ヤードから200ヤードくらいの飛距離のゴルファーならば、プラス10ヤード、20ヤードは確実にアップすると思いますよ。
お勧めは、今流行りのハイロフトである12度のロフトですね。
