PING(ピン) G SERIES G25 ドライバーの試打評価

先日、ゴルフショップで試打したドライバーの中で「これはいいな!」と思ったドライバーを紹介します。

もともと違うドライバーを試すために行ったのですが、意外なドライバーが個人的にヒットしたので驚きました。

そのドライバーは「PING(ピン) G SERIES G25 ドライバー ATTAS 5GoGo 」です。


PING(ピン) G SERIES G25 ドライバー ATTAS 5GoGo

新作ではありませんが、PINGの中でも評判の高いドライバーで、使用しているアベレージゴルファーも多いドライバーです。

ドロー系の持ち球ゴルファーに最適

まず一番気に入った部分が「ドロー系のゴルファーに最適」ということ。

私自身がドロー系ゴルファーなのですが、ドロー系ゴルファーの悩みは「つかまり過ぎてフックしてしまう」ことです。

フックはスライスと違い飛距離が出ますので、よほど広いコースでない限り確実にトラブルショットになります。

この「PING(ピン) G SERIES G25 ドライバー ATTAS 5GoGo」はフックが出にくいということ。

フックが出にくいということはフェースが開き気味に当たるのか?飛距離が出なくなるのか?という疑問が湧きますが、上記のような内容ではなく、単純にフックの原因となる「左下へ落ちるようなスピン回転が抑えられる」ということ。

これは試打測定した結果にはっきりと表れ、他のドライバーを使ったときよりも明らかにフック回転が抑えられボールの方向性が格段に良くなっていました。

私が試したところ飛距離はそれほど変わりませんでした。キャリーで220ヤード、ランがでて230~240ヤードといったところでした。私の体格からしたら上出来です。
【参考】管理人のプロフィール

もう1つの特徴としては「ヘッド重量があること」

ヘッド重要があるとタイミングが取りにくく精度が落ちるのではないか?パワーが必要なのではないか?と思うかもしれませんが私は違うと思います。

手や腕だけの力だけでスイングしようとすればヘッドの重量がネックになりますが、体全体を使ったスイングで自然に振りぬくようにすれば、ヘッドの重量を上手く使うことができ、楽に飛距離が出るのです。力のない私には最適なヘッド重量でした。

シャフトは純正シャフトの3種類から選べる

シャフトは純正シャフトとなりますが3種類から選べます。

違いは「トルク」です。

トルクはシャフトの「ねじれ」に影響し、トルクが大きいほどねじれやすく、トルクが小さいほどねじれにくいシャフトとなります。

一般的にヘッドスピードの違いにより選択し、ヘッドスピードの速いゴルファーはトルクが小さいシャフトを、ヘッドスピードの遅いゴルファーはトルクが大きいシャフトを選ぶと、ドライバーの性能を発揮しやすくなります。

理由はシャフトのねじれによるヘッドの返り。

ドライバーはシャフトのねじれの影響で、トップの切り返しではフェースが開き、インパクトでフェースが戻ります。そのフェースの戻る力を利用してさらなる飛距離アップを図ります。

ヘッドスピードが速いゴルファーがトルクの大きいドライバーを選ぶと、フェースが動き過ぎてしまいインパクトが安定しません。ヘッドが暴れるなんて表現されたりしますね。

逆にヘッドスピードの遅いゴルファーがトルクの小さいドライバーを選ぶと、インパクトでヘッドが戻らず開いたまま当たってしまいます。

PING(ピン) G SERIES G25 ドライバー ATTAS 5GoGoは3種類のトルクから選択することができ、私が試したイメージでは以下の目安がよいと思います。

ATTAS 5GoGo5(トルク3.7):ヘッドスピード41以下
ATTAS 5GoGo6(トルク3.1~3.2):ヘッドスピード41~45
ATTAS 5GoGo7(トルク2.8~2.9):ヘッドスピード45以上

ヘッドの色がマットブラック

これは私の完全な好みなのですが、ヘッドの色が気に入りました。

マットブラック、いわゆる「つや消しの黒」なのですが、渋くてなんとも言えません。

一時期ホワイトヘッドが流行り、私もテーラーメイドのR11ドライバーを持った時期がありましたが、やはり黒、特にこの「つや消しの黒」が断然いいですね。

お気に入りのクラブだと、練習でもラウンドでも気分がいいですからね。ゴルフクラブを選びはデザインや色も重要だと思います。

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