アイアンのカーボンシャフトの印象といえばどんなものでしょうか?
「飛距離が出るけど方向性が安定しない」という印象でしょうか?
・・・古い!古すぎる!
カーボンシャフトはインパクトのときの「しなり戻り」が生まれて、ヘッドスピードがアップして簡単に飛距離アップが望めます。打ち出し角も高くなり番手通りの高さが生まれやすいのも特徴。
そして最近のカーボンシャフトは、ヘッド軌道が安定するものが増えて方向性も安定するタイプが多いのも特徴です。
私は以前からアイアンのカーボンシャフト化を推奨しています。
アベレージゴルファーが100切りを定着させて80台を目指すためには、絶対にカーボンシャフトにした方がいいです。それほどカーボンシャフトのアイアンは簡単だし、逆に言えばスチールシャフトのアイアンはアベレージゴルファーに難しいと感じています。
アイアンのカーボンシャフトの選び方
アイアンのカーボンシャフトは重量で大体決まります。
70グラム前後:ヘッドスピード40m/s以下のゴルファー
90グラム前後:ヘッドスピード40~44m/sのゴルファー
100グラム以上:ヘッドスピード45m/sのゴルファー
※ヘッドスピードはドライバー計測時
70グラム前後のカーボンシャフト
市販のアイアンセットではもっとも種類の多いタイプ。
カーボンシャフトはヘッドスピードが速くなるとブレやすい性質があります。アマチュアゴルファーでもヘッドスピードのでないゴルファーに対して効果が高いので、このグラム台のラインナップが多くなります。
軽くて振りやすい。大きな飛距離アップが望めて打球も安定しているので、大幅なスコアアップが期待できます。シニア向けに50グラム前後のシャフトもあります。
90グラム前後のカーボンシャフト
中量タイプのカーボンシャフトで、女子プロゴルファーやプロシニアゴルファーが使用するのが大体このグラム帯です。
スチールシャフトのような感覚で振れる一方、しなりも利用できるので、ある程度ヘッドスピードが速くても振り遅れることなく安定感も生み出せます。
ドライバーの飛距離は出るけどアイアンが安定しない、飛距離が出ない、ボールが高く上がらないというアマチュアゴルファーにお勧めです。
100グラム以上のカーボンシャフト
ヘッドスピード45m/s以上の超パワーヒッター向けのシャフトです。
このくらいのヘッドスピードのアマチュアゴルファーはパワーもあるはずなので、スチールシャフトを選んだ方がいいかもしれません。カーボンシャフト独特の感覚がいいゴルファーはいいかもしれません。
お勧めのアイアン用カーボンシャフト
お勧めの最新アイアン用カーボンシャフトをご紹介します。
ツアーAD AD-65(40m/s以下)
カーボンシャフトらしい”しなり”を感じられるシャフト。
ヘッドスピードが適切(40m/s以下)ならば、しなり戻りを利用して飛距離アップ、方向性アップが期待できます。インパクトでヘッドが走るのでボールも上げやすいアイアンです。
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ツアーAD AD-85(40~45m/s)
重量感がしっかりあるカーボンシャフトです。
挙動はカーボンシャフトらしい動きをして、ダウンスイングからインパクトまでの”しなり戻り”がしっかり感じられるシャフト。
方向性を狙うコントロールショットでも飛距離を狙うフルスイングでも、安定感があってボールがブレにくいのが特徴です。
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スチールファイバーi70、i95、i110
スチールファイバーの名称通り、スチールシャフトのような感覚を持つカーボンシャフト。特にi70、i95、i110の数字はそれぞれグラム数を表しています。
i95は数多くのプロゴルファーも使用している人気のシャフト。スイングに同調するので振り遅れやタイミングのズレが起こりにくく安定感が抜群です。
一方でi70はしなりが大きくて、飛距離も出るしボールも上がります。スチールシャフトの中でもカーボンの特性を一番表現しているシャフトです。ヘッドスピードの速いゴルファーが使うと球がばらつきそうですね。
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今回ご紹介したカーボンシャフトは最新の人気商品です。
スコアが伸び悩んでいるゴルファーや、番手通りの飛距離やボールの高さがでないゴルファーは、アイアンのシャフトをカーボンシャフトに変えてみてください。ゴルフが劇的に変わりますよ。