日本ゴルフツアー選手権でアルバトロスが2回出た!

6月19日から開催されている、国内ゴルフ男子ツアーの今季メジャー第2戦「日本ゴルフツアー選手権」で、同一大会でアルバトロスが2回出るという珍しい記録が生まれました。

2日目の嘉数光倫(かかずてるみち)プロに続き、3日目に岩田寛プロがアルバトロスを達成。しかも嘉数プロは10番(パー5、515ヤード)、岩田プロは6番(パー5、588ヤード)と異なるコースでの達成になります。

嘉数プロは予選落ちとなってしまいましたが、岩田プロはそのまま波に乗って3日目「65」でラウンドし、トータル7アンダー8位タイまで順位を上げました。

アルバトロスを生で見たことがある!

アルバトロスとは、ゴルフ競技でパー(基準の打数)から数えて3打少なくそのホールを終了することで「ダブルイーグル」とも言います。

可能性があるのはパー5の第2打目、パー4の第1打目でカップインすることで、パー3のホールインワンより難しいとされています。

実は私、このアルバトロスが達成された瞬間をリアルタイム、まさに目の前でみたことがあるんです。

2008年レーサムゴルフ&スパ リゾートで開催された「日本プロゴルフ選手権」

職場の先輩に連れられ、3日目と最終日の観戦でレーサムゴルフ&スパ リゾートに来ていたのですが、3日目の17番(パー5)で谷原秀人プロがアルバトロスを達成した瞬間を見ていたのです。

その頃はまだゴルフを始めたばかりの頃で、男子プロのスイングの速さと飛距離にただただ驚いていました。

3日目も17番のグリーン周りで観戦してると、男子プロが打った第2打目がだいたいグリーン付近まで来ていたので「すごい飛距離と正確さだ」と驚いていたのですが、谷原秀人プロが打った第2打目がグリーンを転がりそのままカップインしたのです。

周りは大歓声、谷原プロも大喜び。私は鳥肌が立って呆然としていたというのが印象です。

アルバトロスの凄さはその後知ることになるのですが、確かに200ヤード以上の距離をウェアウェイウッドで打ったゴルフボールが小さいカップに入るのですから物凄いことですよね。

谷原プロはその後のインタビューで「狙って打った」と言っていました。

レーサムゴルフ&スパ リゾートの17番は大きく左にドッグレッグしているコースで、第1打目のドライバーでどこに落とせるかが重要なコースです。

左ドッグレッグの左側は高い木々があるので上を越すことができません。
唯一、ドッグレッグの右端の狭い箇所に第1打を落とせると、そこからはグリーンまでの直線は障害物も何もない視界になります。

谷原プロは第1打目に右端にボールを落とした時点で「狙っていた」そうです。
アルバトロスは運もありますが、狙わなければ達成できないことでもあるんだ、と谷原プロのインタビューで実感しました。

まあ、プロ並みの飛距離と正確性があるから達成できることなんでしょうね。
私はホールインワンすらまだ達成したことはありませんが・・・(^_^;)

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