2014年7月17日(木)から20日(日)までの4日間の日程で開催されている「2014全英オープン」
日本人選手も多く参加し、その活躍が期待されますが、初日に続き2日目首位に立っているのはロリー・マキロイ。
地元ヨーロッパの全英オープンとあって気合が入っているようですね。自身3度目のメジャータイトル奪取に向けて順調に予選通過です。
ロリー・マキロイのゴルフを見ていると随分とゴルフの内容が変わってきましたね。
以前は強気な攻めと豪快なドライバーショットで、とにかく「遠くに飛ばして短いショットでグリーンを攻める」といった印象でしたが、ここ数年、いい意味で落ち着きのあるゴルフを展開するようになりました。
状況によってはあえてコントロールショットを選び、ロングアイアンでも確実にピンを狙えるようになったので、ゴルフの幅が広がったのでしょう。ゴルフの幅の広がりが結果として表れていますね。
このまま初日首位からの完全優勝しそうな、隙のないゴルフを見せています。
ロリー・マキロイと言えば婚約破棄騒動
ちょっとゴルフとは関係ない芸能ネタですが、ロリー・マキロイと言えば今年5月、女子テニス選手のキャロライン・ウォズニアッキとの婚約を破棄しました。
2人は今年1月にツイッター上で婚約を発表して世間を驚かせました。
結婚式の日取りも決まり、友人・知人に招待状を送っている段階での婚約破棄でした。
2人に何があったかはわかりませんが、ローリー・マキロイ自身も相当ショックな出来事だったと思います。
これは今年のゴルフに影響があるんじゃないかなー、と思っていたのですが、婚約破棄騒動があったわずか数週間後の「BMW PGA選手権」で見事優勝しました。
プライベートの騒動もお構いなしの強さに、最近のゴルフの好調ぶりが覗えますね。
注目の日本人選手の全英オープンの結果は?
注目の日本人選手の全英オープン2日目の結果は、松山英樹プロ、小田孔明プロの2人だけの予選通過という結果でした。
石川遼プロはINに入った後半9ホールは実に素晴らしいゴルフをしたのですが、前半の不調が影響して通算4オーバーの予選落ちとなりました。
初日調子の良かった松山英樹プロ、小田孔明プロも2日目はスコアを落とす結果に。
松山英樹プロは3バーディー5ボギーの「74」でラウンドし、通算1アンダーの24位タイ、小田孔明プロは通算2オーバーの56位タイでギリギリ予選通過です。
特に松山英樹プロは、一時は5アンダーまでスコアを伸ばしていただけに後半の落ち込みが残念ですね。
同組で回ったローリー・マキロイの別次元のゴルフに影響を受けたのでしょうか?
17番ではアイアンで刻むはずのティーショットが、右サイドのバンカーに捕まり痛恨のボギー。続く18番もティーショットのドライバーを左サイドのバンカーへと打ち込むなど、後半は終始リズムが掴めないような感じで終わってしまいました。
予選通過して決勝ラウンドに進んだ松山英樹プロと小田孔明プロには3日目、最終日の巻き返しに期待したいところです。
ヨーロッパ勢の調子がいい全英オープン
地元ヨーロッパ開催の全英オープンとあって、ヨーロッパ勢の調子が良さそうですね。
首位のロリー・マキロイはもちろん、イタリアのフランチェスコ・モリナリ、エドアルド・モリナリのモリナリ兄弟。スペインのセルヒオ・ガルシア。
さらに普段は名前を聞かない、スウェーデンのロバート・カールソンやフランスのビクトル・デュビッソンも上位につけています。
アメリカPGAツアーではあまり馴染みのない、ヨーロッパ選手の活躍が見れるのも全英オープンならではの光景ですね。