2014年7月10日(木)から7月13日(日)までの日程で開催される、LPGAツアーのメジャー「全英リコー女子オープン」が開幕しました。
初日が終わり、日本の上原彩子プロが5バーディ1ボギーの「68」でラウンドし、単独首位に立ちました!
ショットの安定性が抜群で、パー3を除いた14ホールのティーショットのうち、なんと13ホールでフェアウェイキープと驚異的なフェアウェイキープ率で大会初日を終えました。
安定したゴルフが持ち味の上原彩子プロ
上原彩子プロと言えば、基本に忠実なゴルフという印象です。
高い打球低い打球を打ち分けたり、止める球や転がす球を打ち分けたり、最近では女子プロゴルファーの中でも意識的にドローやフェードを打ち分けるゴルファーが増えてきました。
いろいろな技や技術があるプロの世界の中で、上原彩子プロは特別な技を出すわけではなく常に基本に沿ったスイング、ゴルフを展開しています。(もちろんアマチュアから見れば比べものにならないほどの技術ですよ!)
体も大きいわけではなく、低いボールでランを出していくショットが持ち味なので、体の小さい私も上原彩子プロのゴルフが大変参考になっています。
全英リコー女子オープン初日の中継を見ていましたが、持ち味である安定したショットに加え、パターの調子も良さそうでした。
2日目以降のゴルフにも期待が持てますね。
宮里藍プロが10位タイ
宮里藍プロが2バーディ2ボギーの「72」でラウンドし、首位と4打差の10位タイでスタートしました。
直近5試合でも成績が上がらず、全米女子オープンでも予選落ちと調子を落としていますが、昨年の全英リコー女子オープンも10位スタートと相性の良さが光ります。
是非、ここでいい成績を残して復調のきっかけにして欲しいですね。
その他の日本人選手にも注目
その他、日本人選手が出場していますが、初日スタートは波に乗れなかったようです。
個人的には、日本女子ツアーで絶好調の成田美寿々プロと、全米女子オープンで35位タイ、昨年の賞金女王森田理香子プロに注目しています。
森田理香子プロはLPGAでも活躍できる実力があると思っています。
成田美寿々プロは米国メジャー2戦目として経験値を積む部分が多いのかもしれませんが、全米女子オープンで出た反省点を活かせるようなゴルフに期待しています。