テーラーメイドM1ドライバーを試打|カーボンの効果は!?

2015年12月5日に発売された、テーラーメイドの新ドライバー「M1」

Rシリーズ(R11、R15)の新シリーズは「M」となり、ドライバーのヘッド体積460ccと430ccの2タイプ。

M1ドライバー最大の特徴は、クラウン部分にカーボンを採用したこと。

カーボンは炭素繊維の集合体であり、金属ではありません。
軽いのに剛性が強いのが特徴で、自転車(ロードバイク)のフレームなどにも採用されている素材です。

炭素繊維の長所を一言で言うと、「軽くて強い」という点である。鉄と比較すると比重で1/4、比強度で10倍、比弾性率が7倍ある。その他にも、耐摩耗性、耐熱性、熱伸縮性、耐酸性、電気伝導性に優れる。

引用:炭素繊維 – Wikipedia

テーラーメイドも「メタルウッドの、その先へ。」というキャッチコピーで売り出しています。

販売初日、早速いつものように馴染みのゴルフショップで試打してきました。

高弾道・低スピンで飛距離を実現するM1ドライバー

m1driver_01

クラウンのデザインに、カーボン独特の網目模様がそのまま採用されています。

これが構えた時の面構えの良さを実現していて、構えた時の心地よさはGOOD!違和感なく飛びそうな気がしてきます。

ヘッドの形状は、従来のRシリーズとほぼ変わりなし。

新開発されたフロント・トラック、バック・トラックシステムで、幅広い弾道調整を実現しています。ただ、個人的にはヘッドにアレコレついているのは、デザイン的にあまり好きではないんですよね・・・

最大の特徴は、新開発グラファイト・コンポジット・クラウンの採用で実現された、軽量化と低重心。

少ないパワーで最大の飛距離が出せる設計になっていて、今流行りの「高弾道・低スピン」が簡単に実現できる設計です。

M1ドライバーを試打した感想

結論から言うと、これは確かにめちゃ飛びドライバーだぜ!といった印象。

フェード打ち、特にスライス気味にボールが擦れて飛距離が出ない人にとって、これほど簡単に低スピンが実現できて飛距離が伸びるドライバーはありません。

逆に言うと、僕のようにもともとスピン量の少ないドローヒッターには、ちょっと不向きなドライバー。
ボールが上がりづらいし、ドロップ気味になってしまって、本来の持ち味が活かせず飛距離も伸びませんでした。

フェードヒッターは確実に飛距離が伸びると思います。

打感

打感は想像以上に良かったです。

カーボンクラウンなので、「ボコッ」としたこもるような打感かと思っていたのですが、「カキーン」とした爽快な打感です。

打感にもこだわって開発しただけはありますね。

トラックシステムの弾道調節

ヘッドの搭載されている2つのトラックシステム。

フロント・トラックは打球の左右、バック・トラックは球筋(高弾道・低弾道)などを調節します。

僕の場合、バック・トラックを一番後ろに調節したら、ドロップしない高弾道の打球が出るようになりました。ただ、やっぱり僕のようなドローヒッターには不向きかな。

軽量化のメリットで、力の弱い人でも簡単にヘッドスピードが上がって、しかも擦らない低スピン量を実現してくれるから、初心者でもアベレージゴルファーでも間違いなく飛距離はアップすると思います。

クラブ自体はそれほど完成度が高いドライバーですね。

シャフト、ロフト角

僕が今回試打できたのは

・460cc、純正シャフト、10.5度
・460cc、ATTAS、10.5度

の2本でした。

ヘッド体積、ロフト角ともに、460cc、10.5度がオールマイティーで誰にも合う組み合わせだと思います。特にこだわりがなければ、この組み合わせがおすすめ。

シャフトは、よほどヘッドスピードが速くなければ、純正シャフトがいいと思います。

僕は平均ヘッドスピード42m/sくらいですが、ATTASは少しオーバースペックでした。純正くらいの柔らかさとしなりが、飛距離を最大限引き出す感じです。

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Rシリーズの後継として、新素材を使ってもその良さは継承しています。

テーラーメイドのドライバーの特徴である「とにかく誰でもよく飛ぶ」を今回も実現しているドライバーです。

方向性も、低スピンでスライス打球を抑えつつ、左への打ち出しがないので、安定するのではないでしょうか。まあ、方向性はゴルフの技術に左右されるから絶対とは言えませんが。

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新しいドライバーを考えているのなら、おすすめ最有力候補にあげられるドライバーですね。

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