先日「フェアウェイウッドが苦手な方はユーティリティを使いましょう」という記事を書いた通り、現在新しいユーティリティを探しています。
理想は今現在使用しているPING G30ドライバーに合わせて、PING G30ハイブリッドユーティリティがいいのですが、私の場合ユーティリティだけは当たりハズレが大きいというか、自分に合わないユーティリティだと「ひっかけ」が多く出てしまうのです。
ですので、できるだけ試打をして一番合いそうなユーティリティを購入しようと考えています。
まずは、発売以来ネットや雑誌などで評判の良い「XXIO 8 ゼクシオ エイト ユーティリティ」を試打してきました。
アイアンに近いゼクシオ8 ユーティリティ
ゼクシオ8ユーティリティを打ってみた感想としては「アイアンに近い打ちやすいユーティリティ」という印象。
ユーティリティは各メーカーのブランドによって、フェアウェイウッド寄りのユーティリティかアイアン寄りのユーティリティに分かれるのですが、ゼクシオ8ユーティリティはアイアン寄りのクラブです。
ヘッド形状やスイングしたときの振り心地もアイアンに近く、長いウッドを払うように打つ、というよりもアイアンのようにある程度鋭角に打った方が、飛距離・スピン量ともに最適なショットが出ていました。
ゼクシオ8ユーティリティの特徴は「とにかく簡単」
ゼクシオ8ユーティリティの特徴は、とにかく簡単に打てるという点。
30球近く打ってみたのですが、大きなミスショットはほとんど出ませんでした。1、2球くらいでしょうか。
5番ウッド代わりにユーティリティを考えているため、ロフト角19度を主に打ったのですが、飛距離もスピン量も十分。19度でも球が簡単に上がりますし、何よりロングアイアンとは違いミスショットが本当に出ません。
ネットの評価で「球がつかまりにくい」というネガティブな評価があったのですが、私の印象は「つかまりにくいからこその高評価」です。
ユーティリティに球のつかまり具合はあまり必要ないと考えています。
ユーティリティは、とにかく飛ばすというのではなく、「狙った飛距離、狙った方向に打てること」が第一です。
つかまりにくさがひっかけなどのミスショットを防いでくれるので、ユーティリティとしての私の評価は高くなります。
打感・振りぬいた感覚は申し分なく、心地よく打てる部分についてはさすがダンロップのゼクシオシリーズといった印象です。
とにかくミスが少なくなるユーティリティ
ミドルアイアンのようなイメージで打てるので、アベレージゴルファーの場合、とにかくミスショットが少なくなるユーティリティであると思います。
特に、ひっかけ・チョロ・ダフリといった、芝の上のボールを打つ時に出やすいミスショットはかなり減るのではないでしょうか。
とにかく飛ばしたいという方には物足りないクラブかもしれませんが、ミスショットを少なくして安定した方向性の打球を打ちたい、という方には最適なユーティリティになると思います。