来た来た!ついに来ました!
アメリカPGAツアー2013-2014シーズンの最終戦、フェデックスカッププレーオフ「ツアー選手権byコカ・コーラ」の3日目が終了し、ロリー・マキロイがついに首位のビリー・ホーシェルを捕らえて、通算9アンダーの首位タイに並びました。
PGAツアーシーズンの「全米プロゴルフ選手権」と「WGCブリヂストンインビテーショナル」を連覇して、絶好調でシーズンを終えたのですが、フェデックスカッププレーオフに入ってからは調子は今ひとつでした。
ですが、今ひとつというか、この第4戦最終戦のツアー選手権に向けて、ウォーミング・アップをしていたような感じですかね。
徐々にショット、パットともに集中力が出てきていて、首位を狙う雰囲気が体全体から出ていました。
夏場に全英オープンを制したときや、レギュラーツアー最終戦のときのような完璧なショットからは、少し精度が落ちているような気がしますが、1年間PGAを先頭で引っ張ってきた貫禄がありますし、最終日のゴルフが非常に楽しみな3日目の結果となりましたね。
3日目首位タイのビリー・ホーシェルとは?
2009年にプロ転向後、米国PGAツアーを2勝している選手で、今シーズン、レギュラーツアーの優勝はありませんでしたが、フェデックスカッププレーオフに入って好調をキープ。先週のBMW選手権で優勝し、一気にツアー選手権の出場を決めました。
今週のツアー選手権も好調を維持して3日目まで首位をキープしています。
余談ですが「UFOや未確認動物の存在を信じている」ということらしいです。
だから何なんだ?と言われるとそれまでなのですが・・・
最終日は、PGAレギュラーツアーの実質チャンピオンのローリー・マキロイとの一騎打ちです。
今、名実No.1であるロリー・マキロイが制するのか?
フェデックスカッププレーオフの勢いそのままに、ビリー・ホーシェルが制するのか?それとも後に続く、ジム・フューリック、リッキー・ファウラーなどの巻き返しがあるのか?
単独で抜けだしている選手がいないだけに、今回のツアー選手権は最終日、最終ホールまで目が離せない展開ですね。
松山英樹プロは粘りのゴルフで19位タイ
松山英樹プロは何とか粘りのゴルフが続いている感じです。
初日からショットが悪い日はパッティングで粘り、パッティングが悪い日はショットで粘り、と大崩れせずに、PGAレギュラーツアー優勝者の維持を見せているゴルフです。
今回のツアー選手権では残念ながら優勝争いには絡めませんでしたが、最後まで諦めずに粘りのゴルフを続けることが、絶対に来年以降のPGAツアーのゴルフに活きるはずです。
最後まで松山プロらしいゴルフを展開して欲しいですね。