アメリカPGAツアー2014-2015シーズン開幕戦となる「フライズドットコムオープン」が終了し、日本の松山英樹プロがトータル12アンダーの3位タイ、石川遼プロがトータル8アンダーの19位タイでホールアウトしました。
優勝したのは韓国のベ・サンムン選手。
2013年「HP バイロンネルソン選手権」以来となるPGAツアー2勝目を果たし、早々に来季のPGAツアーシード権を確実なものとしました。
松山プロ、石川プロ、ツアー初戦好発進
松山英樹プロが3位タイ、石川遼プロが19位タイと、PGAツアー初戦好発進です。
松山英樹プロは初戦でいきなり優勝争いに絡み、上々のスタートです。
ショット以上にパッティングが好調でしたね。
このまま得意のパットで調子を維持して、PGAツアー2勝目を決めて欲しいです。
石川遼プロは、3日目にイーグルを含む5アンダーとスコアを伸ばし、最終日も前半4連続バーディーなど爆発するかと思いましたが、後半スコアを伸ばせず、17位タイ。
それでも初戦で予選通過を果たし、着実にポイントを獲得しましたし、来週の試合は、昨年2位タイとなった「シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン」
相性の良い大会で、さらなる上位進出が期待できます。
石川遼プロ自身が言うとおり、自分が思っている以上にアイアンの精度が良く、データとしてもいいデータが出ています。
今週のショットの調子を持続して来週にもつなげて欲しいですね。
日本ツアーも若手の活躍が待たれます
石川遼プロ、松山英樹プロが世界の舞台に飛び出して以来、日本ツアーの盛り上がりが今ひとつの感じがします。
ゴルフ関係者やゴルフ好きの方にとっては「そんなことない」と思うかもしれませんが、テレビのスポーツニュース、スポーツ番組の扱いがそれを物語っています。
最近は、ツアー結果を伝える時間も短く、リプレイ映像もなく、淡々と結果を伝えるだけといった状況です。
石川遼プロ、松山英樹プロが活躍していた頃に比べ、注目度が薄れているのは間違いありません。
本来であれば、石川遼プロ、松山英樹プロが抜けて、更なる若手選手にチャンスが広がったはずなのですが、活躍しているのはベテラン選手ばかり。
もちろん、だらしないとか頑張ってないとか言うつもりは毛頭なく、昔に比べてベテラン選手も肉体改造を重ね、より高いレベルでの争いになっていることは確かです。
ですが、日本ツアーを活性化させて注目を集めるためには、一時期の石川遼プロや松山英樹プロのような若手選手の活躍が欠かせません。
日本人選手が日本を飛び出し、世界で活躍することを憂うのではなく、どんどんと新しい力、若い力が台頭することに期待したいです。