先週末、いつも行くゴルフショップでダンロップゼクシオ8(XXIO 8)ドライバーの試打をしてきました。
アイアンのスイングプレーンを確認したくてアイアンを試打しに行ったのですが、店員さんに是非振ってくれと言われて勧められました。
アベレージゴルファー向けのドライバーとして人気の高いドライバーですが、値段がちょっとお高めなので今までゼクシオシリーズは使ったことがありませんでした。
試打で振ってみるのも初めてでしたが、ゼクシオ8ドライバーで実際にボールを打ってみた感想をご紹介します。
XXIO 8(ゼクシオエイト)ドライバーの特徴
コンセプト
ゼクシオ8ドライバーに限らず、ゼクシオシリーズのコンセプトは「アベレージゴルファー向け」です。安定した方向性とミスに強い許容範囲の広さが特徴です。
2年に1回の感覚で新製品が発表されて、その度に新技術が採用されるシリーズです。
球筋をコントロールするというよりも、素直に振れて安定性と飛距離を稼ぐやさしさ(簡単さ)のあるドライバーです。
特性
つかまりを重視したドライバーなので、ドロー系の打球が出やすい特性があります。
意識して手を返さなくても、絶妙なドローコントロールで飛距離を稼ぎます。ヘッド自体はフック系のような顔をしていないので、構えやすく打ちやすいのも特徴です。
採用されている技術
アベレージゴルファーでも安定した方向性と飛距離を実現するために研究が重ねられ、8代目となる今回は「スイング慣性モーメント」に着目。
アベレージゴルファーは、プロゴルファーやシングルゴルファーに比べ、コックや腕のほどきが早く、クラブが体の中心から離れたところで回転するため、ヘッドが走らない原因となり飛距離をロスしてしまいます。
XXIO 8(ゼクシオエイト)ドライバーはスイングの慣性モーメントに着目し、クラブが体から離れた位置で回転してもできるだけヘッドスピードをロスしない技術が採用されているということです。
XXIO 8(ゼクシオエイト)ドライバーを試打した感想
試打した感想を一言でいうと、さすがゼクシオ!高いだけはある!です(笑)
あまりの完成度の高さにビックリです。ほぼ欠点がありません。やっぱり高いクラブは性能もいいんだなーと改めて実感させられました(-_-;)
飛距離
ドローヒッター向けのドライバーで、ゴルフボールのつかまり具合が絶妙です。
方向性を重視してフェースを返さないようにスイングしても、飛距離を求めてつかまるようにスイングしても、両方とも適度なつかまり具合を発揮してくれます。かぶり過ぎたり開きすぎたりして方向性や飛距離が失われることがありません。スイング技術をクラブが見事にカバーしてくれますね。
クラブが技術をカバーしてくれるので、怖がらずしっかり振っていけるから、結果、飛距離も伸びるのだと思います。
ドローヒッター向けと言いましたが、フェード系のゴルファーでも絶妙なつかまり具合を発揮してくれるので、大きく右にスライスするミスショットはかなり減るのではないかと思います。
シャフト
ヘッドスピード平均42m/s前後の私だと、シャフトはSかSRがちょうど良かったです。Rだとさすがに球が荒れ気味でした。
ロフト
ロフトは9.5でも問題なさそうでしたが、ヘッドスピードが遅め(40m/s以下)の方は10.5の方が適正角度だと思います。
ドロー系の打球なので、高さはそれほど出ません。あえて高さを意識する必要もないでしょう。
打感
打感は金属的な高い音です。
私は派手な「カキーン!」という音が好きなので、ちょっと地味目ですかね。音が大きい方が飛んだ気になるでしょ?(笑)
店員さんも私がドローヒッターだと知ってて勧めたんだな、と。
確かに魅力的なドライバーでした。手持ちがあったら買っていた気がします。。。
2016年12月現在、ゼクシオ9がメインのためかなり割安で購入できます。
アベレージゴルファーで、安定したドロー系のドライバーショットで飛距離を稼ぎたいしたい人にはおすすめですよ!