ゴルフのフォロースルーは重要!自分で意識して積極的に作るもの

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ゴルフにおけるフォロースルーとは「ボールをインパクトしてからフィニッシュで止まるまで」の部分です。

私は、ゴルフのスイングにおける最も重要な部分を「フィニッシュの格好」と考えています。そしてフィニッシュの形を作るまでの「フォロースルー」も、フィニッシュと同じくらい大事であると考えています。

フォロースルーについて、ゴルフ雑誌やレッスンDVDの中には「フォロースルーは意識せず自然にできるもの」と解説していることがあります。

正しく体重移動ができて、腕だけに頼らず体全体の力を利用してスイングできていれば、自然と腕がビョ~ンと伸びた正しいフォロースルーができるというのです。

でも、本当にそれだけで理想的なフォロースルーになるのでしょうか?

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自然なフォロースルーはアベレージゴルファーには無理

「正しいスイングの結果、自然とフォロースルーができる」というのは、内容自体は正しいのですが、100切りを目指すアベレージゴルファーに無理です。

フォロースルーを意識しないでスイングすると、

  • バックスイング前傾姿勢が崩れる
  • 右足体重のままスイングする
  • インパクトで膝と体が伸び上がる

といった、アマチュアゴルファーが陥りがちなミスが発生します。

そもそも、世間で販売されているゴルフ雑誌やレッスンDVDは、いつまでたっても100切りが定着しないアベレージゴルファーに対して、あれもこれも解説し過ぎだと思っています。

もちろん、コンテンツを沢山盛り込まないと商品にならないという理由もあり仕方ないことだと思いますが、アベレージゴルファーは2つか3つくらいのポイントをひたすら改善させれば100切り定着はそれほど難しくなく達成できます。

何年もの間100切りが定着しなかった私が

  • フィニッシュの形を作る
  • フォロースルーを意識する

といった練習をしただけで、アベレージゴルファーを脱却して80台ゴルファーになれたのですから、その2つさえしっかりできていれば、今100切りが定着しなくて悩んでいるゴルファーも簡単に脱却できるはずなんです。

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フォロースルーの練習は必ずやる

話しを元に戻します。

フォロースルーからフィニッシュの格好を作る練習は必ずやってください。

ボールを打った後の動作ですよ?と思う方もいると思いますが、違います。
それまでのスイングの過程がフォロースルーからフィニッシュに現れるんです。

スイングの一連の流れの中で、それまでのスイング、少なくともダウンスイングからインパクトまでが正しくなければ正しいフィニッシュの形は作れません。

フォロースルー・フィニッシュが正しくないと、間違いなくスイングは乱れたスイングになっているはずです。

正しいフォロースルー、フィニッシュの形を作ることを意識してスイングすることによって、ダウンスイングからインパクトまでが正しい動きになるので、フォロースルーの練習は必ずやってください。

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フォロースルーの練習方法

フォロースルーの練習方法を解説します。

正しいフォロスルーの練習方法

  • まずは正しいフィニッシュの形を作る
  • そこからゆっくりとインパクトの位置まで逆動作で戻す
  • インパクトの位置からフォロースルーの動作をゆっくり行う

ボールを打つ前に必ず上記の動作を3~5回繰り返してからボールを打ちます。
ポイントは”ゆっくりと行うこと”

ゴルフボールを打つ前に素振りをする人はたくさんいますが、インパクトからフィニッシュまでのフォロースルーの練習(素振り)だけをする人はほとんどいません。でも何度も言いますが、フォロースルーの動きが一番大事なんです。

フォロースルーからフィニッシュのお手本となる動きは、プロゴルファーやレッスンコーチのフォームを動画などで見てひたすら真似してください。真似して意識するだけで正しいフォームに近づくものです。

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私は、上記の写真の「谷将貴レッスンプロ」のDVDをひたすら見てフォロースルーの動きをお手本にしました。フォロースルーだけではなく、スイングの一連の動きを理論的に、そしてアベレージゴルファーでも学びやすく紹介しているのでおすすめですよ!
⇒谷将貴さんの「ゴルフシンプル理論完全マスタープログラム」DVDの販売サイトはこちら

フォロースルー練習時の注意点

フォロースルー練習時の注意点は「前傾姿勢(前傾角度)」を維持することです。

前傾姿勢の維持というと、上半身の曲がりだけ意識する人がいますがそれでは不十分。

  • 上半身の角度(前傾姿勢)
  • 膝の角度(インパクトでは伸びない)

膝の角度(インパクトでは伸びない)という点にも注意です。
左膝は、フィニッシュで止まる時は体重が完全に乗って伸びているのですが、インパクトの瞬間の膝の角度は、構えた時の角度を維持したままです。インパクトの瞬間に膝が伸びてしまうと、チョロ・トップといったミスショットにつながってしまいます。

前傾姿勢維持のため意識すること

前傾姿勢維持のため、頭が左に移動しないように「ボール打ってからも目線を動かさず打った後を見ている」という練習方法がありますが、あまりお勧めしません。打った後をただ見ているだけで、実は前傾姿勢がほどけ体が伸びきっている人が多いからです。

むしろ「打った後のボールは追ったほうがいい」というのが私の考えです。

但し、ボール追うときに必ず「顔が斜めに=目線が斜め」になることを意識してください。練習時であれば「顔が90度横=目線が90度横」くらいになるまで意識して構いません。

ボールを追う目線が斜めになることで、自然と前傾姿勢がほどけず、正しいフォロースルーに近づくのです。

スイングを修正するときは、直接その部分を意識して修正することも大事ですが「違う視点から改善する」ということも大事です。

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ゴルフのフォロースルーのまとめ

ここまで、ゴルフのフォロースルーの重要性と練習方法をまとめました。

ゴルフのスイングというと、どうしてもボールを打つまでの動作にポイントがいきがちです。もちろん打つまでの動作も大事なのですが、それよりも重要なのはフォロスルーからフィニッシュの動作・形です。フィニッシュの正しい形を目指し、フォロースルーを意識して動作すればスイング全体も正しくなるものです。

ぜひフォロースルーの重要性を理解して、練習場で練習してみてください。自分でもびっくりするくらいスイングが安定してきますよ!

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